2009年2月5日木曜日

2月に起こりやすい病気

2月は、温かくなったり、急に寒くなったり気温の変動が大きい月です。

このような時期には、私たち人でも風やインフルエンザが流行する時期で、犬や猫などの動物でも風邪のような、発熱、くしゃみ、眼やに、鼻水などの風邪の諸症状、元気食欲の減退というような症状が出やすくなります。

気になる諸症状のときには、早めの対応をお願いします。

また、猫の尿の出が悪くなる膀胱,尿道結石症などもこの時期が多いので注意が必要です。

犬の場合は、フィラリア症の感染は、蚊の発生する4-5月からの予防で大丈夫なのですが、毎年予防をしていない場合や、昨年シーズンの終わりの秋まで、しっかりできなかったり、忘れていた月があると発症することがあります。

このような場合は、暖かくなる前に早めに検査を受けて、適切な処置が必要になりますので注意してください。とくに7-8歳以上の中高齢のばあいや、気になる喉に何かつめたような咳をしている。なんとなく手足の末端がむくんでいる。

オス、メスにかかわらず、おなかの周りが大きく膨らんでいる(腹水)、血尿のような赤っぽいおしっこをするなどのときは、病気が進んでいる場合がありますので、早めに受診してください。

また暖かい日には、ノミやダニの発生は、年々早くなる傾向にあります。まだ肉眼で見えにくいノミの卵やさなぎが動物の体に付着し始めるこの時期に予防が大切です。これらも、早めに対応をお願いします