2009年7月11日土曜日

トイレのしつけ

犬のしつけ
トイレのしつけ
食べた後、寝起き、遊んだ後は必ず排泄したくなるものです。はじめに排泄のタイミングをつかみましょう。方法は、ケージの外回りにトイレ用シーツ(または新聞紙を何枚も重ねたもの)を
敷き詰め、ケージから子犬を出してそこでさせます。ちゃんとできたらほめてあげてください。
もし四肢がしっかりシーツに乗っていたら、たとえおしっこがシーツからはずれていても、頭の中ではシーツ=トイレと理解できています。こうしてシーツの上ですることを覚えたら、次はケージの扉を開け放し、自分からトイレに行けるようにさせます。完全にシーツの上でできるようになったら、シーツを毎日少しずつずらし、トイレとして設置したい場所まで持って行きましょう。

むだ吠えするときのやめさせ方
遊んで欲しかったり、抱っこをねだるときなど、子犬はさかんに鳴いて飼い主の気をひこうとします。かわいそうだからと相手にしたり、反対に「うるさい!」と声をかけると、子犬は「吠えたからかまってもらえる」と思い込んでしまうもの。むだ吠えをしたら、飼い主は一言も声をかけず、完全に無視しましょう。そして吠えることをやめたら、穏やかな口調で「いい子ね」とほめてあげます。
社会化は大切ですが孤独になれることも大切です。かまってもらえない時間があることを知ることは、やがて一人で留守番させる際に役立ちます。ただしはじめのうちは、1頭での留守番は2~3時間以内にしましょう。

2009年7月7日火曜日

バランスのよい食事を適量に

子犬のための食事と与え方
バランスのよい食事を適量に
 犬は完全な肉食動物ではありません。成長期にミネラルやビタミンなどバランスのとれた食事
を与えるためには、子犬(パピー)専用のドッグフードがいちばん安心です。
ただし、犬種によってベスト体重と与える食事の量が異なります。パッケージ
に記載されている分量を目安にして、決して肥満にさせないよう、気をつけて
あげましょう。子犬の胃は小さいので、離乳食は食事を一日4~5回に分け、
徐々に2~3回にしていきましょう。またキャットフードはドッグフードより
高タンパクなので適していません。人用の食事も犬にとっては、塩分、糖分、
脂肪分などが多く、病気になりがちなので与えないようにしましょう。
犬は、人間と違って、余分な塩分を汗によって体の外に出すことができないため人間と同じ食事を与えると、塩分の摂取量が多くなり、心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。また、人間が当たり前に食べている食品でも、チョコレートやネギ類など、犬では中毒を起こすこともありますから注意が必要です。

市販のフードを与える場合
ペットフードは、その目的により「総合栄養食」、「間食」、「その他の目的食」に分かれています。
目的とライフステージにあったフードを選びましょう。
       
総合栄養食
このフードと水だけで必要な栄養素が
まかなえる製品
間  食
おやつとして与える製品
その他の目的食
特定の栄養素やカロリーの補給などを
目的として与える製品
  
たとえば、いくら間食を好きでも、それだけを与え続けると栄養が偏ってしまいます。
人間がおやつばかり食べていては、健康を保てないのと同じです。

手作りフードを与える場合
手作りフードを与える場合には、与えてよい食材などをよく理解したうえで、たんぱく質、脂肪
炭水化物やビタミン、ミネラル量などの栄養バランスに注意しましょう。

フードの賞味期限や保存方法
市販のフードには賞味期限や保存方法が表示されています。これらをよく確認し、製品にあった方法で保存しましょう。また開封した市販の缶詰やレトルトフード、手作りフードなどが余ってしまった時は、人間の食事と同じように、必ず冷蔵保存し、早めに与えましょう。逆にドライフードを冷蔵保存すると、取り出したときに結露し、カビの原因になることがあります。