2009年4月8日水曜日

散歩の仕方

散歩の仕方
はじめての散歩の時期と方法
ワクチン接種を済ませ、先生から外へ出てもよいと言われたら、散歩に連れてでられます。
なるべく犬や子供が多く集まる公園に連れて行き、社会性を身につけさせましょう。
ただし、毎日のコースは固定せず、リーダーである飼い主が決めます。また子犬に引っ張られる
形ではなく、常にリードを持つあなたの横につかせるよう、しつけていきましょう。
リードを恐がる子犬もいますので、最初の2~3日はリードをつけ、飼い主が
抱いて散歩してもいいでしょう。運動のための散歩であれば時間帯も飼い主が
主導権をとり、日にちによって変えたりしましょう。ただし、夏は涼しい時間帯
冬は温かい時間帯であることが子犬の健康上大切です。

拾い食いをしそうになったら
最近は心ない人が、毒入りの食べ物を道や草むらなどに置く事件が
全国で発生しています。散歩のときは、子犬の行動を常に観察して
ください。もし何かを口にしようとしたら、「○○ちゃん」と声をかけて、あなたを見たら、
「いい子ね」とほめて、ごほうびのフードやおもちゃを与えます。そのスキに落ちているものを
拾い、ゴミ箱に入れるなどして、他の犬や猫が食べないように始末しましょう。
もしすでに口に加えてしまった場合は、あわてて声をかけたりしてはダメ。子犬は驚いて、口に
したものを飲み込んでしまうことがあります。そこで静かにごほうびをみせ、それと交換すると
よいでしょう。

他の人や犬と仲良くできることが大事
人間と同じで、犬も幼児期にどんな育てられ方をされたかで、その性格が左右されてくるものです。散歩に出ると、他の犬を恐がったり、威嚇したりする。宅配便の人や来客に吠えかかったり
噛みついたりするといった問題行動に発展させないことが大切です。とくに生後3~12週齢の
子犬にとって大切な社会化の時期に、家の中だけで暮らすと臆病になりがちです。また臆病がこうじて、吠える、噛みつくなど攻撃的になる場合も少なくありません。
これを避けるためには、できるだけ早い時期に、たくさんの犬や人間と接する機会をもたせ、社会に慣らすことが大切です。