2009年6月10日水曜日

春から夏の健康管理

春から夏の健康管理

フードの保管、食べ残しには注意しましょう。
これからの時期は湿気も多くなり、徐々に暑さも増していきます。缶詰なら、一度開封したも
のはその都度使い切る、また、ドライフードも湿気の多い場所や、高温になる所に置いたまま
にしないように気をつけて、口に入れる食べ物の保管・管理には十分気をつけてください。

飼育環境も清潔&快適に
梅雨のジメジメした時期は、天気の良い日を選んで犬小屋やその周辺の清掃、犬小屋内に敷い
ているマットなどの洗濯や虫干しをしましょう。また、普段使っている食器もこまめに洗い、首輪、リードなども清潔にしておいてあげましょう。
犬や猫と暮らしていくには、抜け毛やにおい、排泄物の後始末を避けることはできません。
「犬や猫がいるから仕方ないわ」なんて思ってはいけません。清潔で快適な
環境作りを工夫して下さい。

毎日のブラッシングで被毛の手入れを
犬種や猫種によっても若干の差がありますが、春から夏にかけては換え毛の時期でもあり、よく
毛が抜けます。抜け毛の対策としては、ブラッシングと掃除、これしかありませんね。
毎日場所を決めてブラッシングしてあげましょう。ブラッシングは被毛の汚れを取り除いたり、
毛並みを整えたりするだけでなく、皮膚へのマッサージにもなり、血行をよくし新陳代謝を促す
効果もあります。
ブラッシング時には、毛や皮膚の様子をみてあげましょう。耳の中、首のまわり、尻尾の付け根
お腹など体全体をくまなく見てあげて、毛が抜けていないか、外部寄生虫(ノミやダニ)が皮膚についていないか、刺されていないかなど要チェック!

熱中症には気をつけて!車の中には絶対閉じ込めないで
自動車に乗せて一緒に外出する時は、少しの時間でも車内に犬や猫を残したまま車からは絶対に
離れないように。海や山へ愛犬と一緒にドライブする機会もあるかもしれませんが、そんな時も要注意。エアコンを切った車内はあっという間に高温に達します。「ちょっとくらいなら大丈夫だろう」は、絶対に禁物!駐車するときは、必ず一緒に連れ出してください。
屋外で犬を飼われている場合なら、犬小屋を風通しのよい涼しい場所に移動させましょう。移動が無理な場合は、夏の暑い直射日光が当たらない工夫を。猫の場合も、直射日光が入る閉め切った室内に閉じ込めたりしないよう、気をつけてください。

2009年6月8日月曜日

犬のケア

犬のケア
グルーミングは毎日してあげましょう
犬に毛玉ができてしまうと、見た目が美しくないだけ        でなく、皮膚病にさせてしまうなどのトラブルも招きます。犬専用のブラシやスリッカー、金グシ(コーム)などで、毎日グルーミング(ブラッシング)をしてあげ
ましょう。
 毎日グルーミングすることで、子犬とのスキンシップ
がとれ、子犬は触れられることを嫌がらないようになります。これは子犬との信頼関係を強くするだけでなく、ふれることで痛がる場所や、しこりを
みつけたりと、病気の早期発見にもつながるため、毎日の習慣にしましょう。

歯みがきを嫌がらない犬に育てる
  虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎など、犬にも歯の病気はみられます。歯や歯ぐきを定期的にチェッ   クし、歯石がついていないか、炎症をおこしていないかなどを調べます。磨くときは、そっと
 やさしくが大事です。いつまでも健康な歯でいられるよう気をつけてあげましょう。
  そのためには子犬のときから、歯磨きの習慣をつけることが大切です。犬用のハブラシには
人の指にはめて使う形のものや歯磨き効果のあるおもちゃなど色々な種類があります。

爪を切るときには深爪に注意しましょう
  爪は1週間から10日に一度はチェックし、伸びていたら犬専用の爪きりばさみで切って
 ください。まずは子犬の爪をよくみて、汚れていたら水で湿らせた脱脂綿でふき取ります。
 爪は明かりにすかしてみると、二重になっていることがわかります。爪の根元に近い部分に
 は血管が通っていますので、そこを切らないよう十分に注意してください。切ってしまうと
 出血し、そこからばい菌が入り、化膿させてしまう場合もあります。爪全体が黒くて、切っ
 ていい境目がわからない場合は、先生からアドバイスを受けるとよいでしょう。また、成犬
 になってから爪を切ろうとしても大変嫌がります。伸びた爪は事故や病気の原因となります
ので、子犬のときから爪を切る習慣をつけさせましょう。

耳掃除もしてあげましょう
  犬にも外耳炎、中耳炎、内耳炎はおきるものです。いつもチェックし、週に一度は耳の中
 の汚れを掃除してあげましょう。方法は、脱脂綿を水かぬるま湯に浸してから絞り、少し湿っ
 た程度にしてから、まず片方の耳を持ち上げ、そっと拭いてあげます。次に反対の耳も同じように拭きますが、脱脂綿はきれいなものと交換してください。もし片方の耳に炎症などが起きている場合、もう片方にうつさないためです。こうして耳掃除を習慣づけていると、子犬が耳を触れられることを嫌がったり、変なにおいがするなどの変化があったときに、病気の早期発見が可能となります。特に耳がたれている犬種は、通気性が良くないため病気にもなりがちですので、チェックはこまめにしてあげましょう。