2010年8月30日月曜日

犬、猫の不妊手術

愛犬・愛猫の去勢・不妊について

犬や・猫たちも、身体の成長に伴い、やがて性の成熟が訪れます。そして同時に発情、
生殖行動といった性行動も、当然みられるようになります。
しかし、飼い主であるあなた自身が子犬・子猫を育てる意思がない、あるいは住宅や家庭
その他の事情などで育てられないのであれば、去勢・不妊について考えてみてください。

●不妊・去勢手術には、いろいろなメリットがあります。
メスの場合
不妊手術をすると乳腺腫瘍のリスクを
減らすことができるとされています。
初めての発情の前に不妊手術をすれば
不妊手術をしていない犬に比べて、
乳腺腫瘍になるリスクは1/200になります。
それ以外にも子宮蓄膿症や肛門周囲瘻の
リスクも低減するとされています。
オスの場合
去勢手術をすると前立腺肥大のリスクを
減らすことができるとされています。
また、精巣腫瘍のリスクはゼロになり、
肛門周囲瘻のリスクも低減するとされて
います。

●不妊・去勢手術が終わったら
不妊・去勢手術にはさまざまなメリットがありますが、デメリットとして(全てではないけれど)食欲が増す傾向があります。


「良く食べるようになった」からと言ってほしがるまま、過度に食事を与えすぎると太りすぎになることがあります。

しかし、従来通り決められた量を与える分には太りすぎる事はありません。




北方どうぶつ病院